
(写真は先月ロケハンに行った千葉県「房総のむら」)
江戸後期、武州の外れにある寺から、物語は始まります。
主人公は「仁光」という名の謹厳実直な修行僧。
誰よりも熱心に修行に励む、僧侶の鑑でした。
しかしこの仁光、何故か女人にモテるのです。
それも尋常なモテ方ではない。
真面目な仁光は悩みに悩み、そしてある妖怪(あやかし)と行き逢います。
この邂逅が仁光の世界を破壊してしまうことになるのですが…。

(写真は先月ロケハンに行った茨城県「善光寺」)
木にぶら下がっていたアナンダの股間に女人たちの目が釘付けになってしまったことから、
ブッダは教え子に下着の着用を義務付けた、という逸話もあるとか?(うろ覚え)

(写真は先月ロケハンに行った埼玉県「難波田城公園」)
同じように日本にもモテモテのお坊さんのお話はいくつかあります。
この『仁光の受難』の着想に繋がった史実「延命院事件」と伝承「二恨坊の火」もそう。
モテモテの僧侶が、惑わされ、不幸な結末を迎えるお話です。